変わりゆく教育のカタチ

最近の教育のあり方について調べました

プログラミング教育の必修化についての概要

小学校で、プログラミング教育が必修化されます。とはいえ、いきなりIT企業への就職を目指すようなものや、ただ単にパソコンを扱う能力を養うことが目的ではありません。必修化は、プログラミング的思考を身につけるためのものです。では、なぜプログラミング教育が必要なのでしょうか。その理由は、論理的思考力を身につけることと、コンピュータを自力で使えるようになることにあります。論理的思考力とは、コンピュータを動かすときに何をしたら何が動くのかということを考える力といえるでしょう。そして、コンピュータを自力で使うというのは、文字を打ったりマウスを使ったりするということです。コンピュータが身近にあるからこそ、正しく使うことが求められています。そのための教育を小学生のうちから行っていれば安心ですよね。
しかし、具体的な授業内容などについてははっきりと決まっていません。学習指導要領には、児童たちがパソコンやタブレットを使用できる環境を整えることなどが記されています。つまり、パソコンなどを使って勉強するということが決まっているだけなのです。そのため、少し混乱する保護者や教員が多いようです。また、ITに関する知識がある教員を確保できるのかという疑問の声も上がっています。そこで、未来の学びコンソーシアムという組織ができました。教員や文部科学省、IT企業などが協力して、授業の内容を考えたりしています。そのため、徐々にしっかりとしたプログラミング教育が行われるでしょう。

 

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